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今日の一言

『ホテル・ムンバイ』観賞

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映画『ホテル・ムンバイ』観賞

多少の脚色はあるとしても実話のテロ事件。

超高級ホテルが襲撃され、次々容赦なく殺されていく。
普通の映画なら最後まで生き残るであろう役者さんまで
惨殺されるのがリアルで、
その無差別さや 残虐さが改めて怖くなった。
この緊迫感がずっと最後まで続くので
飽きることなく見れた。

責任感と使命感の強いホテル従業員達は勇敢にテロ軍団と闘い、
こんな状況でも わがままな客達を守り抜いてたし、
三波春夫みたいに「お客様は神様です」と言ってたな)
デーヴ・パテルは宗教上の理由で巻いてたターバンを
人助けのため 潔く取った。
いい加減っぽいベビーシッターも あの恐怖の中、
一人で任務遂行して立派だった。
皆が自分の仕事に誇りをもって挑んでいた。
プロだ。
自分もまた仕事がしたくなった。
但し、こんな災難には巻き込まれたくないけど。


テロをする側の青年達(少年に近い)は真犯人に洗脳され、
いいように使われてることに気付いてない。
守るべき家族や宗教がある背景も切なく、
彼らもまた被害者であり犠牲者だったのかな。
だからって人を殺してはダメ。

それにしても地元の警官が少なすぎる。
応援部隊も駆けつけるの遅すぎる。
これも事実ならインドには怖くて旅行出来ない。
 

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