nuloの日日是好日

今日の一言

雨にも負けず

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昨日の雨とは一転し、本日晴天なり。
でも蒸し暑いです。
来週あたり梅雨明けでしょうか。
そしたら少しは湿度が下がって嬉しいのですが。
 

雨と言えば、宮沢賢治の「雨にも負けず」が
真っ先に浮かぶのは年齢のせいかもしれませんが、
この詩、好きです。
欲を持たず、忍耐強く、人のために動く、
そんな仏様のような人になりたいと詠ってるのでしょうか。
(解釈違ってるかな?)

同じ詩でも、以前にも書いた詩人 相田みつをさんは
“雨の日には雨の中を 風の日には風の中を”
と詠ってます。
これも日日是好日に通じるようだけど、
あるがまま、自然に生きる、自然と生きる、
ってことなのかな?


誰が言ってたのか…何て言ってたのか…
虹を見るなら雨を我慢しろ、
みたいな名言があったけど、
肝心な部分が全然思い出せないので(年のせい?)
調べたらドリー・パートンでした。

虹を見たければ、
ちょっとやそっとの雨は我慢しなくては。
If you want the rainbow, you gotta put up with the rain.

苦あれば楽あり ってことですかね。

以前は どんなに辛くても ひたすら耐えれば希望は持てる、
と、期待の込もった名言と解釈してたけど、
今、豪雨で災害に遭った人達も含め、
自分みたく心身共に疲弊している人達にしたら、
我慢なんて出来るかって気持ちの方が強いから、
このあと 空にかかる虹を見る余裕なんてないだろうな。
そんな一時の癒しより 平穏だった日常を返せ
って嘆きしかないだろうから。
極限状態まで落ちた人には励みにならない言葉かな、
と 今の自分はそう思った。
侘しいな。


オマケでドリー・パートンのこんな名言を見つけた。

風向きは変えられないけど、
進みたい方向に帆を調整することはできる。
We cannot direct the wind, but we can adjust the sails.

人生そう簡単に修復は出来ない。
やり直しが出来ない分 落胆も大きいので
徹底的に打ちのめされると這い上がる気力もなくなるけど、
目の前に続く細くクネクネ曲がった道を、
雨にも負けず、帆を調整しながら歩くしかないのかな。