nuloの日日是好日

今日の一言

諦念の境地

f:id:nulo:20211015095048j:plain

今日の朝ドラは諦念の境地だった。

漁に出た友達が嵐で帰ってこれなくなり、
気象予報士のモネは何か策はないかと焦る。

ここで上司の朝岡が彼女を落ち着かせる。
 自分たちの力を過信してはいけない
 私たちは予言者ではない
 不確かな未来を自分たちの思うように
 操作できるわけではない
 祈ることしかできないという経験を私達は何度もした
 最善を尽くした
 これ以上できることはない

経験積んできた朝岡の重い助言だけど、
やるだけやったら あとは祈るしかない…
自然が相手では、人には限界がある。
その葛藤と闘い、祈りが通じるのを待つのみ。
人事を尽くして天命を待つってことなんでしょが、
分かっていても やるせないよね。


今日のドラマは あきらめるって意味を含めて
諦念(ていねん)の境地と書いたけど、
仏教用語では諦念(たいねん)と呼ぶらしい。

たいねんとは、世の中の真理に到達した状態で、
道理を悟り、本質を見極めること。
そして迷いをとること…なのかな。


私は家族のために最善尽くした結果 ドン底に落ちたけど、
これ以上できること、稼げる方法はないので、
あとは宝くじが当たることを祈るのみ!
もう祈ることしか出来ないのよ。