そっとしておいて

昨夜 テレビつけたら男子400mリレー決勝が始まった。
予選は通過したけど、今回ギリギリ？での

進出だったような…。

でも、彼らのバトンリレーは素晴らしいので、

メダル目指して頑張れ～！と見てたら、

え？え？え？ どうなったの？？ バトンミス？？？

 

第２走者が止まってしまったんですが…。

まさかの事態に意味が分からず

目が点になってると、

他国の選手は それぞれ次の走者へとバトンを渡し

アッと言う間にゴール決めてた。

桐生選手は すぐさま多田選手達に駆け寄って

笑顔で励ましてた。

想定外の事態で、彼自身は走れず、

怒りや残念な気持ちしかないでしょうに、

それよりもバトンミスした２人の方が

もっと辛いの分かってるから

仲間の立場をしっかり配慮してた。

優しくて良い子だな。

このアクシデントで私の頭が真っ白になってる時、

アナウンサーは冷静に実況中継してた。

イタリアが金を取ったってのは何となく聞こえたけど、

画面に映る落ち込んだ日本選手しか目に入らなかった。
…あれ、ジャマイカはメダル取れたのかな？

もしや、コチラも まさかの事態やらかしちゃった？(^^;


このあと、さらに、さらにの事態が起きた。

まさかのインタビューだよ。

それ今 必要なの？

何を聞くの？

何て答えさせるの？
４人の選手達は それなりに受け答えしてたけど、

後悔や落胆しかない状況で気の毒だよ。

これで終われば良いけど、
これ 散々ワイドショーで取り上げるんだろうな。

お願いだから番組のネタにしないで欲しいな。

きっと どのコメンテーターも、

「攻めのバトンリレーを狙ったんだから、

　勇気ある挑戦だった」

みたいに誉めるんでしょうが、

それ、選手には何の励みにもならないと思う。

一番は そっとしておいてあげること。

そっとしておいて、と言いながら…

第一走者の多田選手が抜群に良いスタートだっただけに、

本当に惜しい。惜しかった。

あのまま４人が走っていたら良い記録出せたかも、

と思うと悔しくて仕方ない。

いや、選手の方が もっと悔しいだろうから、

もうこの話題はナシにして

３年後の五輪を目指してください！

 

とにかく昨日はお疲れ様でした。

何もかも忘れてユックリ寝て欲しいな。

…当分は無理でしょうけど。